壊れやすい鍵

住宅の中で一番壊れやすい鍵はどこの鍵であろうか。

玄関の鍵は使用頻度が高いので比較的壊れやすいと言えるが、それ以上に壊れやすいのが浴室のドアノブ錠やレバーハンドル錠である。
浴室は湿度の高い場所なので錠内部の金属が錆びてしまい、こわれてしまうことが多いのである。
サビのせいでまったく動かなくなってしまうこともある。
もし人が浴室の中に入っていたら閉じ込められてしまうことになる。鍵を使っていなくてもドアノブ自体が回らなくなる可能性もあるのだ。
また、表面がステンレスになっていても見えないところが金属になっていて錆びてしまう可能性もある。
浴室の錠前は要注意というわけだ。

動かなくなったドアノブ錠を取り外してみると刺さっていた内部の部品が錆びていて使い物にならなくなっている。こうなったらもう交換するしか方法はない。

普通、錠前の金属部品はよしあしはあれど10年は持つと言われている。
しかし、浴室のような湿気の多いところだと3年位で錆びて使い物にならなくなってしまうこともある。

少しでも長持ちさせようと思ったらこまめな乾燥が必要である。お風呂からあがったらドアを開け放して換気扇を回すなどして乾燥をしよう。

ただし、浴室の窓を開けたら開けっ放しにせず必ず施錠すること。泥棒の侵入経路になってしまう。